母から娘へ、そして暁雨館へ

3月3日はひな祭りです。雛人形を飾られているご家庭もあることでしょう。暁雨館でも地域の方から寄贈していただいた雛飾りを本日(3月1日)から展示しております。これは、大正生まれのお母さまから寄贈者である娘さんへ伝わったものです。この雛飾りは、押絵の技法で作られた「押絵雛(おしえびな)」(男雛・女雛・三人官女)を宮中が描かれた掛け軸に取り付けて飾るものです。明治30年から昭和初期にかけて出回ったのでないかと考えられます。たくさんの方に楽しんでもらいたいという寄贈者様の思いを受けて公開しております。他にも、安藤正楽が制作した小富士人形のうち雛人形として作られたものや、地域の方が「ビックひな祭り」で有名な徳島県勝浦町で手に入れられた雛飾りも展示してありますので、ぜひ一度ご覧ください。ご来館をお待ちしております。

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