博物館実習最終回! ~いよいよ展示編~(in暁雨館)

9/15、博物館実習9日目の今日は、暁雨館での最後の実習日です。

午前中は今度の企画展で使用する資料を借用しに、中之庄公民館へ。

実習生さんが職員の方に借用書をお渡しすると、「頑張ってくださいね」の一言が。

温かいエールとともに、大切な資料をお預かりして帰りました。

 

資料と借用書を取り交わし中

 

午後からはこれまで撮影した寄贈品の中から作品一つを選び、

いよいよロビーでのミニ展示に挑戦!

選んだのは川之江出身の画人・三好藍石の「飛瀑之図」。

空白を生かして滝の流れを表現した迫力の一品です。

 

いざ、作品の解説を作成!

 

時間ぎりぎりまで作品と対峙。 作品の魅力が伝わる文章を考えてくれています。

 

はじめてのパネル作り。空気が入らないように、慎重に…

 

意外と難しいパネルの設置に苦戦!

 

掛軸をかけ(扱い方はもうお手のもの!)、一生懸命考えた解説パネルを添え、

見事、素敵な展示が出来上がりました。

 

三好藍石画「飛瀑之図」

 

良い雰囲気です

 

資料の扱い方や保存方法、調査・研究や展示・普及活動。

暁雨館での4日間、学芸員の主な業務を体験してもらう中で、

大変なこともあったと思いますが、地域の方や業者さんなど、

様々な方との出会いもありました。そうした方々との繋がりや、

そして何よりもこの仕事のやりがい、楽しさなどを感じてもらえたなら、嬉しく思います。

実習生さんのこれからを職員一同心より応援しております。

がんばれ、実習生さん!

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