梅雨明け後の青空がひろがった本日6/28(土)、霧の森の日本茶インストラクターの石川安代さんを講師にお招きし、人気イベント「庭を愛でる」を開催しました。学芸員が暁雨館庭園の歴史や見どころを解説したあと、参加者の皆さんは和室に移動し、新宮茶の中でも最高級の煎茶である「月の雫」と「希物(まれもの)」の新茶2種の飲み比べをされました。
まず「月の雫」では一煎目を常温の水で、二煎目はお湯でそれぞれ淹れ方を変え、味の違いを体験。水でも甘い香りがたつことに皆さん驚かれ、一つの茶葉で温冷2通りの楽しみ方ができることを実感されました。
次の「希物」では、少しお湯を冷ましてから飲むという淹れ方で、まろやかで甘い一煎目と、渋みがはっきりとした二煎目を楽しまれました。
参加者の皆さんからは「おいしい~」「甘い!」といった感動や驚きの声が(^^)
新宮茶はもともと高い香りが持ち味だそうで、新茶の時期には爽やかで青々しい風味を楽しむことができるのだとか。参加者の皆さんは緑輝く暁雨館の庭園とともに、講師の石川さんによるお茶にまつわる詳しいお話と、濃厚で甘い香り、そして一煎目と二煎目で変わる味の違いを堪能されました。講師の石川さん、そしてご参加くださった皆さん、ありがとうございました。次回は秋頃の開催予定です!