干支送り partⅡ

ある日の暁雨館職員の会話

「今年も〇〇さん、来年の干支の“辰”の姿をした紋様石を持ってきてくれるのでしょうか?」

「う~ん。さすがに〇〇さんでも、“辰”は難しいかもわからんなあ」

「そうですよねえ。形が複雑ですからねえ」

〇〇さんとは新居浜の方で、これまでも干支の丑、寅、卯の紋様石を持ってきてくださっていたので、さすがに“辰”は難しいだろうなと思いながらも、ひそかに期待はしていました。それから数日後、〇〇さんがご来館されました。「もしかして・・・」と思って聞いてみると、辰の顔が浮かび上がった紋様石を持ってきてくださっていました。お話を聞いてみると、やはり、見つけるのにとても苦労されたそうです。

本当にありがとうございました。その「干支送り」第2弾がこれです。

「辰」の顔、わかりますか?

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