第18回書道パフォーマンス甲子園 ≪岐阜県立岐阜高等学校≫
-作品説明-
今回のテーマは「啐啄同機」。「啐啄」とは、親鳥と雛鳥が同時に殻をつつき合って破る様子から、二度とない絶好の機会を指します。紙面中央には、殻が割れていく様子を描き、割られた殻の中から大字が力強く飛び出すような構成です。
近年、白い紙面を彩色で覆うような構成の書道パフォーマンス作品が目立ちますが、書美の本質は黒白の中にあるはず。赤い彩色が紙面を引き締め、余白が漆黒の墨と余韻のごとく響き合うように描きました。
書道パフォーマンス甲子園の作品を川之江図書館で展示しています。
迫力のある作品に圧倒されます!
ぜひご覧ください。